ブログ

2026-09-18 14:48:00

「また来週ね」と言えること

金曜日。 一週間の終わりに、 「また来週ね」と声を掛けることがあります。 たった一言ですが、 私はこの言葉が好きです。 また来週会える。 また一緒に考えられる。 また少し成長した姿を見ることができるかもしれない。 障害福祉の仕事は、 一日で結果が出る仕事ではありません。 すぐに変化が見えないこともあります。 何度も同じことを繰り返すこともあります。 それでも、関わり続けます。 昨日できなかったことが、 半年後にできるようになるかもしれない。 今は伝わらない言葉が、 いつか本人の心に届くかもしれない。 だからこの仕事には、 「待つ楽しさ」があります。 人の成長を急がせるのではなく、 その人の歩幅で一緒に歩いていく。 そして、 小さな変化を一緒に喜ぶ。 「また来週ね」 その言葉の向こうには、 まだ見えていない可能性があります。 だから私は、 障害福祉の仕事は面白いのだと思います。
2026-09-17 12:11:00

実は、私たちの方が教えてもらっている

障害福祉の仕事は、 「支援する仕事」と言われます。 もちろん、その通りです。 でも長くこの仕事をしていると、 どちらが支援しているのだろうと思うことがあります。 子どもたちや利用者さんから、 私たちはたくさんのことを教えてもらいます。 待つこと。 人と比べないこと。 できないことより、 できていることを見ること。 言葉だけがコミュニケーションではないこと。 そして、 自分の「当たり前」が、 相手にとっての当たり前ではないこと。 私たちは毎日の関わりの中で、 何度も自分の考え方を見直します。 「こうするべき」 「普通はこう」 そんな自分の思い込みに気づかされることもあります。 人を支える仕事をしているつもりが、 気がつけば自分自身も少しずつ成長している。 これも、障害福祉の仕事の不思議なところです。 誰かの人生に関わりながら、 自分自身の生き方まで考えさせてもらえる。 そんな仕事は、 それほど多くないのではないでしょうか。
2026-09-16 08:00:00

「困った行動」の奥を考える

大きな声を出す。 その場から離れる。 同じことを何度も繰り返す。 私たちの仕事では、 そんな場面に出会うことがあります。 それを見て、 「困った行動だな」 で終わらせることもできます。 でも、そこで少し考えてみます。 もしかしたら、 言いたいことを言葉にできないのかもしれない。 音や人の多さがつらいのかもしれない。 この後何が起こるのか分からず、 不安なのかもしれない。 「困った人」と見るのではなく、 「今、何かに困っている人」として見る。 そうすると、関わり方が変わってきます。 こちらの見方が変わるだけで、 本人の表情が変わることもあります。 そして、ある日、 「ああ、そういうことだったのか」 と気づく瞬間があります。 私は、この瞬間がとても好きです。 目の前の人の世界を、 ほんの少し理解できた気がするからです。 障害福祉の仕事は、 行動だけを見る仕事ではありません。 その奥にある気持ちを想像する仕事でもあります。
2026-09-15 14:46:00

正解が一つではないから面白い

障害福祉の仕事には、 「この方法なら絶対にうまくいく」という正解がありません。 同じ年齢でも、 同じ診断名でも、 一人ひとり違います。 言葉で説明すると分かりやすい人。 絵や写真があると分かりやすい人。 少し時間を置いた方が動きやすい人。 一緒にやってみると安心できる人。 だから私たちは、毎日考えます。 「どうしたら伝わるだろう」 「何が不安なのだろう」 「この人の得意なことを生かせないだろうか」 そして、試してみる。 うまくいかなければ、 また別の方法を考える。 その繰り返しです。 でも、だからこそ面白いのです。 自分の考えた関わり方で、 目の前の人の表情がふっと変わることがあります。 「あ、この方法なら分かるんだ」 そんな発見ができた時は、 まるで一つの謎が解けたような嬉しさがあります。 障害福祉は、 人を型にはめる仕事ではありません。 その人に合った方法を、一緒に探していく仕事です。
2026-09-14 12:02:00

「できた!」を一緒に喜べる仕事

障害福祉の仕事をしていると、 小さな「できた!」に出会います。 昨日までは言えなかった「貸して」が言えた。 一人では難しかった片付けができた。 初めて自分から挨拶してくれた。 苦手だった場所で、少しだけ過ごすことができた。 誰かにとっては当たり前に見えることでも、 本人にとっては大きな一歩です。 そして私たちは、その瞬間をすぐ近くで見ることができます。 「できたね」 そう声を掛けると、 本人が少し照れたように笑う。 そんな時、 こちらまで嬉しくなります。 障害福祉の仕事は、 大きな成果だけを追いかける仕事ではありません。 昨日より少しできたこと。 安心して過ごせたこと。 挑戦してみようと思えたこと。 そんな小さな変化を見つけ、 一緒に喜ぶ仕事です。 毎日同じように見えて、 実は毎日少しずつ違う。 その小さな成長を見逃さずにいられること。 それも、この仕事の大きな楽しさだと思います。
1 2 3 4 5 6 7 8